妊娠初期(~15週まで)のおはなし

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妊娠がわかる頃、女性の身体は変化がどんどん起きていきます。これからお母さんになる方の不安が少しでも拭えるように、またお父さんになる方も女性の身体の変化を知りサポートができるように、妊娠初期に知っておきたいことや起こりやすいトラブルについて書いていきたいと思います✨
■妊娠の経過って?週数はどう数えるの?
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多くの方の場合、最終月経の約2週間後が排卵日となります。その時に受精すると7日~10日で受精卵が子宮内膜に着床して、妊娠が成立します。排卵日を妊娠2週、妊娠が成立した時点で既に妊娠3週になるんですね!そこから正産期に入る妊娠37週から出産するまで、週数が増えていきます。妊娠初期は~15週までを指します。
■妊娠初期にはどんな変化がある?
少し熱っぽい、胃がムカムカする、眠い、だるい、頭痛、疲れやすい、おりものの量が増えた、食欲がない、吐き気がする、便秘、胸が張る、整理が遅れている、下腹部に生理痛のような痛み、トイレの回数が増える等々…。
個人差はありますが、子宮が大きくなることやホルモンの分泌量が変わることで女性の身体にはたくさんの変化が起きています。
■妊娠した?と思ったら・検査薬について
生理が遅れていて、上に書いた症状がでている、また生理予定日から1週間たっていたら妊娠検査薬を使ってみましょう!妊娠検査薬も100%ではありませんが、とても高精度です。検査のタイミングや方法を守らないと、陰性がでることもあります。必ず説明書を読んでから、検査をしてくださいね*
~検査薬についての注意事項~
・検査薬を使うタイミングが早すぎても遅すぎても結果がしっかり検査できません!
検査薬はhCGというホルモンの分泌によって測定します。反応する濃度が検査薬によって異なりますが、検査薬をするタイミングを間違えると正しく測定できないことがあります。
・尿をかける量が少ない、尿が薄い場合もしっかり検査できません!
検査薬は先端に尿をかけることでホルモンの量を測定しています。その為、尿をかける量が少なかったり、水分を取りすぎたりして尿が薄くなっている場合に正しく測定できないことがあります。
・排卵日がずれていた場合、双子や多胎児妊娠の場合
女性の身体は、難しいもので生理周期が安定していてもストレスなどが原因で排卵日・生理予定日がずれることも多くあります。その場合にも、正しく測定できないことがあります。また、双子や多胎児妊娠の場合にはhCGの分泌量が多くなるので検査薬をするタイミングが合っていても、正しく測定できないことがあります。
・異常妊娠や胎児異常の場合
あまり考えたくないことですが、子宮外妊娠(①)や稽留流産(けいりゅうりゅうざん)(②)などといった異常妊娠、胎児異常の場合は正しく測定できないことがあります。
①子宮内膜以外の場所に受精卵が着床すること。0.5%~1%の割合で起きる。
②染色体異常などの胎児側の理由により、胎児が子宮内で亡くなっている状態。
上記に書いた、様々な理由により正しく測定できないこともありますが生理が1~2週間遅れている場合には、なるべく早めに受診しましょう!
■気を付けた方がいいことは?
市販薬の服用、基本的なことですが喫煙、飲酒はやめましょう。今までの生活の中で、少しだけ気を付けて生活をすることで精神的な負担も軽減されると思います。心配なことはネットの情報を鵜呑みにせず、また独断で判断せずに必ず医師に確認をとり安心して生活できるようにしましょう。情緒不安定にもなりやすいので、なるべくストレスをため込まない生活をすると良いでしょう

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