妊娠後期(28週~40週)のおはなし

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今回は出産に向けてあと少し!の妊娠後期のおはなしをしていきたいと思いますお腹の中の赤ちゃんはどんどん大きくなり、産まれてくる姿に近づいていきます。お母さんは、もうすぐ赤ちゃんに会える喜びと出産に対しての不安を感じながら過ごしているのではないでしょうか。
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前駆(ぜんく)陣痛・おしるし・破水って?

出産の兆候として、よく聞く言葉ですが実際どういうものなのか分からないですよね…。
前駆陣痛とは陣痛と違い、不規則にお腹が張ったり痛みがでることを指します。陣痛の練習と考えておくと良いでしょう。すぐに本陣痛が始まる場合もありますが、数日間繰り返す方もいます。気になる場合は、産院に相談してみてくださいね。
おしるし
お産が近づくと、子宮口が開いたり子宮が収縮したりすることで少量の出血することがあります。それが粘液と混ざりでてきたものがおしるしと呼ばれています。量、色には個人差がありますが粘液と混ざるため少し粘り気があるのが特徴です。おしるしがある人もない人もいるので、なくても心配しないでくださいねおしるしがあっても、破水や陣痛がなければ焦る必要はありません。何度も出血したり、痛みがある時や不安な時は産院に相談すると安心できますね。
破水
妊娠後期になると、尿漏れすることも多くなっているので破水なのか、尿漏れなのか分からないですよね。見分け方は下の表を参考にしてください。
破水
尿漏れ
透明・薄い乳白色
淡くて黄色っぽい透明
尿の黄色
におい
無臭・甘酸っぱいにおい
塩分を含んだような生臭さ
尿独特のアンモニア臭
量・感覚 自分の意思でコントロールができない・尿漏れより量は多い
くしゃみなどお腹に力が入った時・起きた後は自分で意識して止められる

破水をすると細菌感染のリスクが高くなりますが、赤ちゃんがすぐに危険な状態になることは、稀です。焦らずに落ち着いて、産院に電話して指示をもらってください。

細菌感染の危険性のある入浴やシャワー、トイレのウォシュレットなども使わないでくださいね。

また、破水したらなるべく動かずに羊水のでる量を最小限に抑えれるような行動をしましょう。

これって陣痛?

前駆陣痛と違い、本陣痛は時間がたつにつれて陣痛の間隔が短くなっていき痛みが強くなっていきます。痛みの特徴としては、生理痛の一番重い時・下痢の時の腹痛・腰が重くたっていられない・子宮がキューっと締め付けられるなどの例えがあげられています。
予定日が近づき、この様な痛みが続いていたら、痛みの間隔をアプリで測ったり、紙にメモし陣痛かどうか判断できるようにしておき産院についたら先生に見せれるようにしておくと良いでしょう。
時間の測り方は痛みが始まった時間から次の痛みがでてくるまでの時間を測ります。

やっておいた方がいいこと・しない方がいいこと

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■やっておいた方がいいこと
・体力づくり
・車を使われている方はチャイルドシートの準備
・書類関係の再確認
・里帰り出産の予定の方は34週あたりまでには帰省
・髪の毛を切っておく
・パートナーとの2人の時間
・内祝いを調べておく
・ネイルをされている方は落としておく
■しない方がいいこと
・布団の上げ下げやお風呂掃除など身体に負担のかかる家事
・温度の高いお風呂に長時間入ること
・パーマやヘアカラー
・旅行(日帰り含む)や長時間の移動
後期に入ったら買い物や近所に行くときにも、必ず母子手帳・保険証は持ち歩きましょう!自家用車がある方は、破水した時に備えてレジャーシートやバスタオルなど車のシートが濡れないように積んでおくと良いですよ。

その他トラブルについて

子宮が大きくなることで、胃が圧迫されることで胃のむかつきが起きる事があります。頻尿・尿漏れは続き、恥骨・足の付け根に痛みがでてくることもあります。
出産するまで痛みが続いてしまいますが、あと少し頑張りましょう
*また、昼間に猛烈な眠気におそわれたり夜眠れなくなったりしますが、昼間は軽い昼寝にしてできるだけ規則正しい生活を心がけましょう。

長いような短いような妊娠生活もあと少し。無理をしないで、残り少ないのんびり妊娠生活を楽しみましょう😊✨

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