
え?母乳じゃないの?

母乳が一番だよ!

え?完ミにするの早くない?
これは実際に私が実姉に言われた言葉です。
1人目を出産したばかりで、手探り状態の育児、産後の情緒不安定な時期にこんな言葉をかけられるなんてショックでした。
今回はお母さん達を悩ませる【母乳神話】についてお話していきたいと思います。
母乳神話とは?
という考えのことを指します。
母乳は愛情たっぷりで身体も強くなり、母乳じゃないなんてかわいそうだわ!という考えが
いまだに根強く残っており、その考え自体は個人の自由だと思いますが
中にはその考えを押し付ける方がいてそれによって傷つくお母さんがいることも事実です。
では、本当に母乳が1番なのでしょうか?
嘘?本当?研究結果から見る母乳神話
では、実際に研究結果がでているものはどのようなことなのでしょうか?
感染性胃腸炎、アトピー性湿疹にかかる割合は低くなっている。
乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が低い。
確かに母乳の方が病気の割合が低いことが研究結果としてわかっているようですが
肥満、アレルギー、喘息防止、知能や行動面などに対する研究結果はまだでていないようです。
それぞれのメリット・デメリット
- メリット
消化が良く、病気に対する抵抗力ができる
経済的負担が少ない、産後の回復を促す - デメリット
飲んだ量がわかりづらい、外出時授乳に困ることが多い
お母さんの負担が大きい、薬や飲食の制限がある
- メリット
お母さんの精神的・身体的負担が軽くなる
お父さんも授乳ができる、保育園などにも預けやすい
赤ちゃんの飲んだ量が正確にわかる、おっぱいトラブルがない
薬や飲食の制限がない - デメリット
ミルクを作る手間がかかる、経済的負担が増える
外出時の荷物が増える
実体験から伝えたいこと
私が2人をほとんどミルクで育てて感じたことは「母乳じゃなくても大丈夫!」ということです。
かーくん出産後、少し鬱っぽくなっていた私。
パパが帰ってくるまで(朝5時頃でて夜21時頃帰宅)、誰とも話さない日も続き
母乳が上手く出なくて長時間の授乳、その繰り返し。
授乳の時に下をむいていることから、肩こりと頭痛に悩まされました。
薬も飲めない。常に頭痛があり、パパが帰ってきても笑えない。
母親失格だと自分を責めていました。
ある時ふと、暗い顔をして授乳している方がかーくんに悪影響なのではないか?という考えが浮かびました。
大人だって、暗い顔をしてご飯を食べるより笑って明るくご飯を食べた方が美味しいですよね。
それから周りは周り。と自分の気持ちを切り替え、無理をせずにミルクに変えたことで
授乳の間隔がしっかりとあいていきました。
そして、なにより…笑えるようになり育児を楽しめるようになりました!
今、母乳で悩んでいる方に伝えたい
いくら母乳で育てていても風邪をひく時はひきます。元々の個人差もあります。
愛情不足なんてとんでもない!
目を見て、笑顔でミルクをあげられます。
心配だったら、その分抱っこする時間を増やせば良いんです。
「母乳じゃなきゃいけないんだ」なんて縛られなくても大丈夫!
お母さんがまず、笑えるように。
子供は敏感です!お母さんが不安だと不安になる。お母さんが笑っていれば笑ってくれる。
日々一緒にいたら、イライラすることもあるし、反省することだって沢山あります。
常に笑っているなんて無理だけど、解決できることは解決してなるべく楽しく育児ができたらいいですね^^
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